居間でテレビを見ていて気付いたんだけど、自分と親が、あるCMに出ている同じ人に対して同じイメージを抱いている。
そのCMは、光接続がADSLよりも高いと思っている人に、実は電話もセットにすると高くないんだよということを伝えるCM。
どこかの商店街でたまたま買い物に来ていた主婦にインタビューしているような設定のもの。
その主婦役の人の顔がどうしても引っかかってしまって、うーん何でだろと思いを巡らしていたところ、母親がふと「この人なんか嫌なんだよね」と。
そうそう、なんか嫌なんだよね。
そしてさらに、「普通の人ならなんでもないような些細なことでキレちゃいそうな人」と評した。
私も母も、様々なタイプの人が訪れる店で店員として働いていて、当然そこではクレームの現場に出くわすこともある。
その経験のなかで、「どうしてこんなことで?」と首をひねってしまうようなことでクレームをつけてきそうな神経質そうな顔というのを読み取れるようになってきたということか。
CMではそれほどその人が怒ってるという感じのものではない。
最後に「高いんでしょ? うちはいいわ。いい。」という感じで終わるもので、あえて言えば、「それならいいわ。」という感じにこっちの言い分をシャットアウトしてしまう感じがそう思わせるのか。
あるいは実際に、私と母の働く店の両方でかつてクレームを言ってきたことのある人なのか。
いずれにせよ、その女優さんのせいでそのCMを見るのが怖くなってしまった。