2007-01-22

宮崎方言に漂う空気

http://anond.hatelabo.jp/20070122153609

http://anond.hatelabo.jp/20070121232018

に関して。

私は18まで宮崎に住んでいて、それから関東に移り住んで10数年になるが

地元を離れてみて初めて、これは県民性をあらわしている言葉なんだなあと思った方言がある。

それは「てげてげ」と「よだきい」という言葉だ。

「てげてげ」=「細かいことはまあいいから適当に」

「よだきい」=「あぁめんどくさい、いやだぁ動きたくない」 みたいな感じ。

それと方言と気づいていなくて使ってたのが「しれっと」という言葉。これは「すまして」という意味と説明されてたりするが、

「しれっと」=「いちいちアピールしたりおおごとにするのは面倒だから、何事もなかったかのようにことを済ます」

というニュアンスだと思っている。

どの言葉も、「惰」とか「んなことわざわ別に」的な空気が篭っている。

これには、変えたいという気もあまりないし、変わる事もさして望んでない、みたいな県民性があるかもしれないのかなと思った。このあたりはid:TERRAZIさんが「消極・弱気怠惰・諦め・投げやり」という言葉で端的にご指摘なさっている通り。

「てげてげ」に暮らしていれば何事も適当に緩やかに進んでいくし、そもそも変えるのは「よだきい」。

一方、変える力が加わったらそれに「てげてに」流されよう、流れに逆らうのは「よだきい」から。

「よだきい」ことなんかせずに「てげてげ」にことを済ます。それがみんな幸せに穏便に生きていくやり方、そこに改革や前進や向上がなかったとしても。

まさに「そのまんま」が風土に合っているのかもしれない・・・

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