http://anond.hatelabo.jp/20070118160424
喩え話。
オンボードにコミュニケーションスキル/スペックの技能が埋め込まれている奴はさぞかし便利だろう。脳や体に大きな負担をかけることなくコミュニケーションに勤しむことが出来る。
OSにコミュニケーションスキル/スペックがついている奴もかなり便利だろう。リソースを幾らか喰うことによって他の幾つかの点がおろそかになるかもしれないが、OSと喧嘩することもなく、おそらく他のアプリケーションとガタガタ揉めることも少ない。
ハードにもOSにもコミュニケーションスキル/スペックがついていない人は、アプリケーションを積みまくってコミュニケーションを補佐しなければならない。リソースを喰いやすかったり、他のアプリケーションと一層ガタガタ揉めるかもしれない。だが、脳CPUや脳メモリに大きな負荷をかければ、無理やり動かすことは出来るだろう。だが、元来身についていたわけでもない機能を無理やり動かすわけなので、高負荷をかけすぎれば脳が壊れたりブルースクリーンになっちゃったりするかもしれない。
ハード上またはOS上の問題でコミュニケーションスキル/スペックにまつわるアプリケーションが限定的にしかインストールできない人は、かなり大変だ。なるべくコミュニケーションせずに済ませられるならよいが、それが出来ない場合、何か別のOSまたはPCをエミュレートして、エミュレータ上でアプリケーションを走らせなければならない。非効率で、高負荷で、低機能とならざるを得ない。しかし現代都市空間でコミュニケーション無しで済ませて平気な人というのは案外に少ないので、そういう人は猛烈な負荷をかけながらコミュニケーションスキル/スペックをエミュレートしなければならないかもしれない。
そして、エミュレータを駆動する為のメモリなりCPUなりが足りないという場合には、打つ手が無いだろう。その人のコミュニケーションスキル/スペックは、一定の水準を越えることが出来ない。コミュニケーションスキル/スペックがあまり求められない状況を探しきれない限り、やりたいことがあってもやりきれない予後が待っている可能性が高い。もちろん、現代都市空間における予後は不良である可能性も高い(田舎なら何とかなるかもしれない)。
カーネルに埋め込まれた「人間嫌い」というプログラム。 何とかがんばってコミュニケーションAPIも増やしてみたけれど、やっぱりパフォーマンスは上がらない。 パッチ当てを繰り返し...
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