2018-09-17

anond:20180917195753

急げ、メロス。おくれてはならぬ。愛と誠の力を、いまこそ知らせてやるがよい。

風態なんかは、どうでもいい。メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。

「ああ、メロス様。」うめくような声が、体の下から聞えた。

「まだだ。」メロスは激しく動きながら呟いた。

フィロストラトスも、メロスの後について叫んだ。「もう、駄目でございます。」

メロスは果てた。フィロストラトスは言った。

「ああ、あなたは遅かった。おうらみ申します。ほんの少し、もうちょっとでも、早かったなら!」

記事への反応 -
  • だが性欲については人一倍に敏感であった

    • メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。メロスは暴力に性欲を感じていた。 「君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」 メロスは腕に唸うなりをつけて...

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        • 暴君ディオニスは、背後から二人の様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。 「どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。どうか...

      • セリヌンの縄解いたらメロス萎えちゃう

    • 😳未開発って話かな

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