2014-07-12

今朝目にしたこと。

ランドセルを背負った小学一、二年生くらいの少女が猛然と階段を駆け上がってきた。

発車間近の特急電車に乗り込もうとするも、けっきょく間に合わず少女の目の前でドアは閉まった。

無情にも電車は出発し、少女はホームに取り残された。泣きじゃくっていた。

周りにいた大人たちはだれひとり彼女に声をかけようとしなかった。おれもそのひとりだ。

ほんの数秒。ほんの数秒でよかったのに。

ダイヤを守るためとはいえ、この国の電車は年端も行かぬ子どもひとり待つことができないのかと情けなくなった。

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