■この胸の澱みたいなものはどうしたら晴れるのだろう

最近、同僚が会社を突然辞めた。

今思えば、予兆はあった。ただ、そんなことは全く思わず仕事を続けていた。

その日ミーティングの席で上司から告げられた「○○は今月で退職する」その言葉にかたまってしまった。

普段の何気ない業務の連続にマヒしていた自分には彼が辞める、という事実が良くわからなかった。

それから何ヶ月か経って、自分が同僚と同じ仕事をしている。上司への業務報告、業務の取りまとめ、営業との打合せ

会社の業務はいつもと同じように回っていく。

上司からは面接を任されたり、それなりに信頼もされてきたような気がする。

そんな中、残っている同僚にどうしてもなじめない。

なぜ、辞めた同僚をそこまでコケにするのだろう。残っている同僚が起こしたミスをフォローしてくれた事、他にも色々ある。

どう考えても散々世話になったのは残っている同僚の方だ。

そんなことを思いながら日々の仕事をこなしていくうちかつてワイワイ騒ぎあって仕事をしてきた同僚なのに、話す気も失せた。

こんな思いをそいつにぶつけることもなく、ただそのままにしてきた。

そんな中、最近どうしたらいいかよくわからなくなることが増えた。

「そんなやつやめさせちゃえば？」

そんなことを言われたこともある。実際、今の自分の立場からならそういう圧力をかける事は難しくない。

しかし、それはしようと思えない。自分が傷つきたくないからだ。

今度の週末、辞めた同僚が近くまでくるらしい。

会えばきっといつもの調子で話をしてくれるだろう。

Permalink | 記事への反応(1) | 23:03

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