2010-07-20

納税者番号と住民基本台帳番号/基礎年金番号は全く別モノ

http://anond.hatelabo.jp/20100720100958

納税者番号システムの構築については、基礎年金番号と比べると遥かに容易で「既に住基番号で名寄せされている」「過去の納付歴の問題は無視して良い」ことから3年で導入することは十分可能だろう。

ものすごい誤解。住基番号や年金番号はあくまでも個人(自然人)に番号つけたもの。納税者番号とは全然違います。

納税税者番号は個人に振られるものではなく、納税責任のあるすべての人格(自然人法人の双方)に振られるものです。特に法人に統一番号を割り当てるというのがとても大事

法人はすでに付番されているという異論があるでしょうが、法人の種類により管轄する役所が異なり縦割り行政の壁により網羅的に捕捉できない状況にありました。外国政府から投資事業有限責任組合に至るまですべての法人格を持つ存在に統一番号を割り当てるのがキモです。

法人を網羅することにより休眠会社組合などの特殊法人を使った資産隠し/脱税の摘発が可能となるのです。

もし納税者番号制度が個人への番号割当てのみで済まされたら、骨抜きされて制度が機能不全になったことを意味します。この骨抜きを狙って納税者番号は個人番号だとミスリードする風潮が一部マスコミにある気がします。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん