鬱だったり、引きこもったりの社会不適合者だけど、ふとした縁で小さな会社に就職した。
毎日のように怒られて、
「自分はだめだな」
と毎日のようにへこんでる。
「お前は自分がよかれと思ってやってるんだろうが、それはお前の勝手な妄想だ。自分の中で勝手に話を作って完結させるな」
「お前が正しいと思ってることは正しくない」
「冗談まで全部真面目に受け取るな」
「運動をしろ」
「飯を食え」
「外に出ろ」
「休みの日には遊びに行け」
「もっと世間を知るようにしろ」
30代半ばになって、社会の厳しさをひしひしと感じる。
自分にはなんの取り柄もないことを知った。
何もできないことを知った。
実家を出て一人暮らしを始めたけど、未だに住所を実家から移していない。
怖いから移せない。
移さないから吹っ切れない。
「いつでも帰ってきなさいね」
と言った母親にまだ甘えている。
情けない。
勤め始めて三ヶ月経った。
何もできない自分は手探りで毎日を過ごしている。
がんばっていると思うけれど、それは妄想なのだろう。
毎日泣いている。
泣いたってどうにもならないことはわかっているのに涙は止まらない。
会社では泣かないようにしたい。
薬を飲まないと眠れない。
だいたい、似たような境遇。 だから、何も言えんけど、がんばっているっていう一点だけは妄想じゃないと思う。。。
ひきこもりからしたら働いてること自体すげえ。 がんばってることは妄想じゃないと思うが。 親に甘えられるなら甘えてもいいんじゃないか。