2010-01-18

ファイル名から発狂

自分は「あんまり重要じゃない。でも後で参照するかも」というファイルには、ファイル作成日のYYMMDD+内容を表すファイル名という風に名前を付けている。たとえば、2010年1月15日会議議事録なら、「100115議事録」という感じだ。

で、今日。「2010年安全運動」という名前ファイルメールで送られてきた。中身を確認し、例によって今日の日付を先頭に付けて保存する。結果、「1001152010年安全運動」という名前ファイルが。「ちょw 一、十、百・・・十億w西暦十億年ってw」と最初は笑えた。

・・・が次の瞬間、急に恐ろしくなった。西暦10億年。あり得ないほど遠い未来。そんなの来ることない。しかし来るのだ。人類が滅びて、西暦という考え方が地上から消え去っても、時は流れる。十億年前が存在したように、十億年後もいずれ存在するのだ。そう考えると恐ろしい。人間歴史なんて1万年もない。そんな中の自分はあと100年もしないうちに死んでしまうのだ。

そして、


(ここにあるべき文書を書こうと、考えると(あの時の思考をトレースしようとすると)発狂しそうになるので、書けない)


そう考えると、発狂しそうだ。今はなんとか落ち着きを取り戻してこうやって文章を書くことができる。あの感覚は二度と体験したくないが、ふとした瞬間にまた襲ってくるのではないかと思うと恐い。今回のきっかけだって、死とか無限とかそういったものとは全く無縁の、ただのファイル名である。いつ、どんな状況でスイッチが入るか分からない。恐ろしい。

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