2009-07-05

大学教授審査するシステムは必要ないのか

私立大学に関しては知らないのだけど、国立大学だと不祥事でもない限り教授が辞めさせられることってない気がする。

でも教授って研究室の長であり、研究者であり、先生でもある結構スキルの要される役職だと思う。だからどうしても適性の無かった人というものも出てくる。それは仕方のないことだと思う。そういう人が教授になった研究室というのは徐々に崩壊していくか、内部に問題を抱え続けて研究者学生を殺していく。

仕方のないことにも関わらず、見ていて不思議なのはそういう人を解任する仕組みが大学にはないということだ。そういう研究室はちょっとずつ噂になり、みんな知ってたりするのだが、辞めさせたりしない。なんであの人が教授やってるの?と聞くと、「まぁねぇ、しばらくすれば定年だから放置みたいな?」ことだったりする。定年するまで誰もクビを切れなかったのである。

研究ってのはすぐに成果が出なかったり、論文数やインパクトファクターだけで評価できないところがある。だから研究という部分で大学教授を一律に審査するのはなかなか微妙なところがあると個人的には思う。ただ研究室の運営や教師としての評価はある程度可能なんじゃないか。むしろ、そういう部分は今までその教授(というか研究者)が審査されてこなかった部分なので、せめて教授になってから審査すべきなのではないか。実はそこがダメ教授を置いておくと学生を殺し続けることになる。個人的に教授は必要最低限の研究能力があれば良いと思う。それより私は教授にそれ以外の部分を一番求めている。天才的な研究能力教授には別に必要ない。教授の"教えを授ける"能力が評価されることが無いのがほんとうに惜しい。

研究世界に厳しく、大学内では生ぬるく他人行儀な世界大学には教授審査し、教授の降格人事というものを設置する必要があるのではないだろうか。それは、少子化の現代で大学が生き残るには必要なことなのではないだろうか。

  • 懲戒とかもあるし、昇進とかは教授会か何かで審査して決めてるんだから現状で問題ないと思うが。研究室の運営といっても分野も学生の質も違うのにできるもんなんだろうか。面倒な...

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