僕もMなのだけど、その流れにはかなり同意できる。日本人にとってとても自然な流れじゃないだろうか。
大体、私どっちかというとMなんだー、なんていう「なんちゃってM」は次には「でも痛いのはイヤ」とか言い出す。
ふぅって感じだよ。
さて、僕はMなんだけど、しばらく「こんなMだと女性に嫌がられるんじゃなかろうか」と思い、普通を演じていた時期があった。
その間の恋愛、すごく「フツー」だった。「まぁ、こんなモンだよね」みたいなものだった。本当に跡に何も残らない、フツーのお付き合い。
で、ある日、自分の性癖を思いっきり曝け出して、M全開でやってみた。
嫌われるかと思った。実際に相手はSだのMだのを「下らない」なんて言っていたのだ。「君が好きだというのなら、そんなプレイもしてあげるよ」と、嫌々ながらのお付き合いで、してもらった。
具体的には、僕が何か悪い事を即興でして、彼女に叱ってもらうというもの。ベッドの上で丸くなって「許して、許して」って言う。彼女に、言葉巧みに攻めてもらい、足の裏で蹴っ飛ばしてもらう。
蹴る足が痛かった。彼女はSMなんぞに興味が無いから、蹴り方が分らないのだ。でも、僕はそれを受け入れる。相手を愛してるから、痛みも許す。僕は痛いと思いながら、幸せだった。
で、彼女はというと、Sに目覚めていった。
そう、女性が攻めるから、僕の中の男性が、彼女の女性を負かす事が無い。
足蹴にされたその日、僕は耳をなめられた後、ガリっとかじられた。「い、痛い」というと「ふぅん、痛いんだ。でも、○○はヘンタイだから、痛いのキモチイイんだよね?」「は、はい」「フフ」なんてやり取りをするまでになった。
その日にはもう、僕をドキドキするようないじめで楽しませてくれるS女になっていた。
そこから彼女は、僕にえらく心を開いてくれたと思う。僕が彼女に甘えると、幸せそうに僕の頭をなでてくれたり、何も言わないのに一緒にお風呂に入れてくれたり(頼んでないのに向こうから体を洗ってくれたり)、何も言わないのに一緒のベッドで寝てくれたりした。
言葉使いやら細かい所はSなんだけど、基本的に尽くしてくれる。
これはいいと思った。
それ以来、僕は女性との付き合いにはMに徹した。
ことごとく、すごく上手くいく。相手の心を開くんじゃなく、相手が心を開いてくれる。
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でも、実を言うと、僕は自分以外の男性でMというのを見た事が無かったりする。
僕はどんな女性でもSにする自信があるし、してみせた。
けど、大体SとかMとかちゃんとできる人だと、男はSしか見たことがない。
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