最近、あちこちで、「正反対」という意味で「真逆」という言葉を目にする。仕事柄かもしれないが、主にライトノベル周りで、よく目にする気がする。
手元の辞書を引く限り「真逆」は、「まさか」と読み、「まさか、そんなことはないだろう」などの、否定的な推測を意味する。
どこから正反対の意味が出てきたのかと用法を追ってゆくと、どうやら「月姫」のネロ教授のセリフに由来するようだ。抜粋するとこう。
ここでは、多分、作者は「正反対」の意味では使っていない。「まさか」と読んでも十分に意味は通じる。
ただし、「まさか」という読みを知らなければ、文脈的、あと字の意味から「その正反対だ」という意味にも取れる。「月姫」では、独特の造語が多く用いられるので、読者が「真逆」を、そうした造語と取り、今に至った可能性がある。
新しい言葉が生まれるのは、世の常なので、「真逆」の広がりについては、面白いなぁと思っています。
それはそれとして──「真逆」を使う皆さん、なんて読んでます?
「しんぎゃく」?「まぎゃく」?「まさか」?
「まさか」以外の用法で使われてるとは知らなかった。というかラノベ界で別の用法で使われたらそういう固有名詞か単なる誤用かのどちらかとしか見なさない気がする・・・ 「天逆」...
「異端同士、趣味が合うというわけかしら」 「真逆。異端は孤立するが故に異端だ」 ここでまさかじゃなくてまぎゃくだったら実に間の抜けた返答になるなあと思った。 まぎゃくと...
http://anond.hatelabo.jp/20081215173530 上記エントリとは関係ないんだけども、口癖で「逆にですね」とか言う人が時々いるんだけど、内容的に全然「逆に」じゃないからイライラしてる時に聞く...
ラノベとか関係なく、「真逆」を「まぎゃく」と読む層は普通に存在するだろ。
http://anond.hatelabo.jp/20081215173530 「煮詰まる」を「行き詰る」の意味で使ってるやつも多い。「口語表現として定着しつつある」とかいっちゃってる阿呆もいるけど、どう考えても間違いだ...