2008-06-04

こわさは消えないが

学校大学に入るときもなんだかんだ悩んだけど、まあなんとかなったじゃないか。たぶん不安に思っていることは飛び込んでしまえば大抵なんとかなるものなんだ。だから、新しい環境を前にためらうときはさっさと飛び込んでしまうのが良いよ。

だから、本当は別のことがやりたいけれどさっさとこの会社就職して会社員になろう。

と考えたんだろうな僕は。

阿呆が。

本音のやりたいことに挑戦することから目をそらして逃避するための欺瞞の論理を使ってしまったんだ。

「さっさと飛び込んでしまおう」と言う教訓は正しい。だったらなぜ、自分が本当にやりたいことに「さっさと飛び込もう」と論理をつなげられないのだ。嫌なこと正当化する詭弁などにはしないで。

そうだ恐かったからだ。何かが、異様に。

なんだ。命掛けるくらいの恐怖がそこにはあるから。挑戦して駄目だったらもう立ち上がれない気がしているから。人生を棒に振りそうな不安があったから。

けど貴様、このままじゃ生殺しのまま寿命をすり減らすだけの毎日ですぜ。奮発した夕食を「ささやかな喜び」なんて言葉で、またもやかけがえのない人生の喜びみたいにすり替えて。

本当のささやかな喜びなら自分を説得する必要なんてないはずだからな。

行って汝のなすべき事をなすんだ。

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