調子がいいと、それが下がる時が怖い。
調子がよいときにうまくいっていると「じゃあこのうち歯車一つでもかけたら自分はどうなってしまうのか。ちゃんと稼動するのか」と不安になる。
友人と楽しい時間を過ごしていて「こういった関係がずっと続けばいいな」と感じるとすぐさま「この関係が終わっていったら、変わっていったらどうしよう」とその悲しさに震える。
とにかく先が怖い。
別に誰しも先に対する不安はあるだろうし自分も昔から持っていたが近頃は異常であると感じる。
今このときの幸福を享受すべきなのにソレより先に「これが終わってしまったら」と考えてしまう。
また、「ああ、勿体無い。せっかく今調子がいいのに。そんな事考えず今を享受しろ」と考えてしまい、そうすると余計にそういった事を考えてしまい、あぁぁ……そんな事をしている内に結局不調になったりして、一度不調になるとどん底まで不調になろうと何故かしてしまう癖があって、そうしてどん底の不調に陥ると、自分はどこか、安定していることに気付く。最悪最低の気分だが、安定しているのである。海の底でよどんでいる感じだ。調子がいいときは、海面に出ている状態だ。波に揺られる。不安定。明るい気持ちだがいつ海底に沈むのかと思うと怖い。海底を覗き込もうとして怖くて海底などないかのように目をふさぎ泳ぎ続けるが、自分が足をバタつかせているせいで波がたってしまいその波にのまれて海底に落ちる。そんな感じである。
時折泣き叫びたくなるくらい怖い。
最悪の状態を想定して、それに備えようとするが、「いや、無理だ。こんな状態になったら、どうすればいいんだ。死ぬのも怖い。どうしよう」と極端だと分かっているがその恐れに震える。
何か、絶対的なものが欲しい。
喉から手が出るほどに。
怖い。
宗教なんて非科学的だといっていたが、今、宗教でもいいと感じる自分がいる。
まやかしでもこの際いい、何か多くの人が一つ絶対的な物を信じている状態にコミットしたい。ともに信じ込みたい。そこにすがりたい。
宗教は自分みたいな人を救ってきたのだろう。
それでも1歩踏みとどまってしまったまま、宗教にすがることすら出来ずまだここにいる。
一度とある有名な宗教を取材した事があるんですよ。媒体は言わないけど そこで感じたのはその宗教を主軸としてるけど、何て言うかアットホームなんですね 色んな人達が言ってるけど...
うわヤバ その人たちの気持ちものすごわかる あぁああああああああ
絶対的なものなんて一つもないので、 「安心させてくれる」ものはそのすべてがごまかしだ。 そしてごまかしなしでは生きていくことができない。