着実に進歩を続けるGNUのFlash Player「Gnash 0.8.1」が公開に | エンタープライズ | マイコミジャーナル
The Gnash Projectは29日(米国時間)、Gnashの最新版となる「Gnash0.8.1」を公開した。Gnash(GNU Flash Movie Player)はC++で開発されたFlash Playerである。スタンドアローンのFlash PlayerやWebブラウザのプラグイン、そのほか組み込み用のFlash Playerとしても利用できる。なお、プロダクトはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2の下で公開されている。
Linuxでしか動かない、開発途上、ActionScript3に対応していない、Flash Player 9にも追い付いていない。ただ、オープンソースというだけ。Linux版のFlash Player 9が出てしまった時点で、Gnashの存在意義はもはや「オープンソース」という一点でしかなくなっている。一般LinuxユーザがGnashを使用する理由は無い。
Gnashに状況を逆転させるような一打を打てるだろうか。私はそうは思わない。この数年で作り上げたものが、数年前のFlash Player 8の劣化版だとするなら、このまま開発を続けても状況は悪化するばかりだろう。こうなるとこれは、もはやストールマンの呪いの残骸ではないのか。
開発が遅々として現行のFlash Playerに追い付かないのは、技術的な問題か?仕様が公開されていないのか?開発スタッフが慢性的に不足しているのか?
どちらにせよ、このプロジェクトに明日はあるのか!?
かつてのmozila、OOoを思い起こす。
Hurdよりはあるな。
本家で公開されている仕様書はFlash「Player」を作るために使っちゃいけないんだよね。