■http://anond.hatelabo.jp/20070425152711

さっきのエントリ書いたものだけど、あなたの言うことはよくわかるんだ。

母への愛は結構だが、とんちんかんな所で発揮しちゃーいけない。

というのも、その通り。

結婚したら、新たな家庭が生まれるって事、分かってないね。

もうその家庭は今まで属していた、親との家庭とは違う。

全く別個の新しい家庭が生まれ、そして自分はそこの住人になるんだよ。

全く別個の家庭が生まれるってことも解る。別の絵の具同士を混ぜるようなもんだしね。

でも、「旦那にとって親は他人じゃない」ってことはどの旦那でも共通してるよ。

妻と夫とで、新しい家庭を作り上げてこう、ってときに、

他人がずかずか入り込み、そこに色々口出しするのはおかしいでしょ。

の部分で「他人」って言葉が出ちゃうのがアレだよ。その辺りでもう旦那との齟齬が出ちゃってる。

もし貴方が既婚女性なら日常生活の苦労もあるだろうし、そういう発言が出てくるのも頷ける。そりゃ出たってしょうがない。

ただね、貴方が未婚だったらこの考え方はどうかと思うよ。（もし男だったらもっとアレだけど）

ぶっちゃけ俺は未婚男だけどさ、もし彼女と結婚して実家でマスオさん暮らしすることになったら、彼女の両親には自分の両親と同じように接するよ。少なくとも「他人」なんて言葉は絶対使っちゃいけない。家族なんだしさ。（嫁姑だと女同士だから、またややこしい部分は確かにあるけど）

あとさ、

勿論その事で親も多少なりとも傷つくかもしれない。

でも、子離れってのはそういうもんだ。

傷つくのを恐れていつまでも親離れ子離れできないようじゃ、

後からもっと深くて取り返しのつかない傷がついちゃうよ。

の部分なのだけど、自分が結婚して子供が生まれて、ひいひい言いながら自分の時間も取れずに子供の世話したり、仕事したりして金かせいだりして、やっと一人前に子供がうまいこと育ってくれたとするでしょ。そんだけ苦労した後に、また嫁姑問題で苦労しなきゃならなくなったときにどうすんのよ、って話。その時に「徹底的に旦那が嫁さん擁護」ってことは、年取ったら逆に「徹底的に擁護されない」ってことでもある訳よ。「そんなことは無い」って思うかもしれないけど、”その時”の行動ってのは後の人生に確実に影響与えるからね。

最も手っ取り早いのが「親とは別居」もしくは「嫁とは別居」なんだけど、どちらかの両親と一緒に住めないシステムってのも変な話だよね。

Permalink | 記事への反応(4) | 16:28

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