2015-02-03

進学校で学んだこと

俺は東大合格者5番には入る学校にいて、学校内では底辺の成績だった。現役東大落ちて、滑り止めの学校にいって、今はニートしてる。いろいろ興味深いこととか実態とか話す。

まず、あまり注目されないことだが、超進学校には明確な学力ヒエラルキー存在する。低い階級のものは、何か他のもの自分の現状を合理化しようとする。例えば、部活に熱を出したり、文化祭などでリア充っぷりを追求したり、だ。高い階級のものは、無垢なままで高くありつづける。このヒエラルキーは、ずっと続く(受験生になってから勉強法模索して東大に滑りこむ奴は結構いるが)

全体として見ても、「昔はチヤホヤされた」集団なので非行に走るやつや、飛び抜けて性根が腐っているようなのはまりいない。いじめ中学まではあるが、高校に入ると途端になくなる。

次に、カリスマ教師のようなものはいない。教師の質に関しては俺が言及できるところはないが、少なくとも「カリスマはいないと思われる。ただ、これはうちの学校だけかもしれない。自身指導方針に自信と誇りを持っているような教師が、どこかの学校はいるらしい。(個人的に灘の校長カリスマだと思う)

塾について。9割の生徒は塾を利用する。鉄緑会を始めとした大手塾に通う人、小規模な個人塾に通う人もいた。塾の学費は年間約50万(科目数にもよる)程度であり、学校学費が100万程度であることを考えると、結構洒落にならない金額がかかる。ちなみに俺の親は年収1500万付近人間だが、ほとんどの人はそれ以下ぽかった。子供には相当のプレッシャーをかけていたのだろうか。

総括。

教師も生徒も、「じぶんはなにも知らない」という認識が欠けていた。善悪判断自分でしようとするものがいなかった。

東大いけいけ」「医学部おせおせ」なムードが強く、流れにのるだけで東大にもいけてしまうので、そういうのが好きな人はいいと思う。しか物事懐疑的な人には、生きづらい環境であった。

俺は中学とか高校というものが嫌いなので、自分の子供をいかせるつもりはサラサラないが、「日本国内」で「中学高校」にどうしてもいかせなければならなくなったら、進学校を選ぶと思う。

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