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2008-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20081105012533

自然エネルギー促進を訴えているが、反原発を唱えた記憶はない。実に単純な事実誤認としかいいようがない。

それなら誤解を詫びるが、たとえばこういうコメントを見ると反原発と誤解されても仕方ないと思う。

[はてなタックル][本題とはずれるが]レアリスクに対する対応って推進反対側どっちもどっちに見えるな。科学哲学的にも難問を語るヒマあったら、淡々経済的に許容可能な再生可能エネルギーの実証していけば、擬似問題でしかなくなるのにといつも思う

http://b.hatena.ne.jp/ruletheworld/20080814#bookmark-9642417

あなたの言うとおり原子力は「一世代は主力の一端を担う存在」になるしかないのであれば、少なくとも一世代の間は「疑似問題でしかなくなる」のは無理なのだから。

(ま、個人的にはその後の高速増殖炉は開発リードタイム的にもコストでも普通自然エネルギーに負けると思っているがw)

それは私も否定しない。素人考えだが。

安くしろというトンデモに隠れて、化石燃料価格変動による不安定化の指摘という点を見過ごすなという事。

それは見過ごすまでもなく自明だから敢えて語らなかったまで。その自明事実から誤った結論を導くことを批判するのが元記事の趣旨

原子力偏重で新エネルギー開発の鈍重さを見ても気を払わない点が、増田とわしとの差異なんじゃないの?

「気を払わない」というのはあなたの価値観から見てそう見えるだけ。この件に関しては、元記事で引用した資料にも載っていた

しかしながら、わが国においては、発電も目標にした開発プロジェクトである、電力中央研究所の雄勝とNEDO の肘折の両現場実験プロジェクトが02 年度までに一応の終止符を打つことになった。大変残念なことである。

この原因は、産学官のいずれにもあるように思う。それらの一つについて、復習をかねて以下にのべてみる。

設計工学の立場からみれば、単純化による第一次的近似から、より複雑さを考慮したものに、段階的に研究開発を進めていくという定石がある。未踏の分野においては、定石の手順はすでに得られているものではなく、研究開発の当事者が創り上げなければならない。

定石の手順の初期の段階において、その時点での成果を過大に評価し、実用化が近いかのような甘い期待をスポンサーに与えてしまうことがしばしばある。このことは、細心の注意を持って厳に慎まなければならない。

http://criepi.denken.or.jp/jp/pub/review/No49/kantogen.pdf

おそらくこれに尽きるのではないかと思うが、単に私は新エネルギーよりは原子力の方により詳しいから細かい評価を差し控えたというだけのことだ。総論としては新エネルギーの開発を促進せよという主張には何の変化もない。

それを「偏重」と呼んでしまったり、あるいは「悪質なプロパガンダ」と呼んでしまうのであれば、逆にあなたこそが「反原発厨」であるとの誤解を避けられないと思うが、いかがか。正直、あなたは自分の立場と他人の立場の一致に不寛容すぎると思う。主張の理非ではなく、言葉が過ぎる。

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