はてなキーワード: 大倉山駅とは
例の件の盛り上がりでこう云うのがあったのを思い出して検索してみたら、更正施設の初期対応が想像以上にアレだった件。
本稿では、平成13年5月に横浜市で起きた、知的障害者による鉄道陸橋からの幼児投げ落とし事件に注目し、現代の地域福祉における知的障害者の処遇の問題と、地域住民の活動による障害者と住民との相互理解のプロセスについて取り上げる。また、本事件を、我々の日常生活の場における、障害者との共存についての問題提起の糸口として位置付け、住民活動の一部であるホームページにおける掲示板作成について、今後の本研究の課題を探索する一助とすることを目的として、当該団体による資料を整理した。
Ⅱ.事件の概要
大倉山投げ落とし事件
平成13年5月9日、横浜市港北区の東急東横線大倉山駅近くの陸橋上で、保育園の男児(当時2歳)が知的障害者施設に通う無職の男性(当時21歳)に抱き上げられ、7m下の線路脇に落とされた。男児は腎臓破裂などの重症を負った。加害者の男性には知的障害があった。
地域では、うわさが飛び交い障害者への偏見を助長しかねない事態に「正しい情報を知ろう」と住民たちが被害者の親の思いに耳を傾け始め、インターネットでも議論を重ね、加害者側や行政にも働きかけた。
Ⅲ.住民の活動
住民がインターネット上で、本事件に関する掲示板を作成し現在に至っている。その掲示板作成までの経緯を調べ、以下にまとめた。
「心のバリアフリーを考える大倉山・市民の会」による掲示板作成までの経緯
<平成13年>
5月9日
・事件発生
・見舞いに来た。障害者施設所長に原因究明と改善をきっちり行うよう要求(その後も何度か見舞いに来られたが、見舞いに来るより原因究明及び改善作業を責任を持って行うことを申し入れ帰ってもらった。)
5月12日
・保育園保護者会に障害者施設が参加して説明を行う予定であったが障害者施設の参加はキャンセル。その後、障害者施設側の動き(改善内容等の情報)は全く伝わってこなかった(障害者施設に後で聞いたところによると被害者家族ときちんとした話をするまで勝手な情報発信を自粛していたとのこと)。
・障害者施設の事故報告書の記述に事実と異なるような記述(検察・警察・保育園等から聞いていた内容と異なる)があることが分かり不快感及び不信感が募る。
・保育園保護者有志の方々と何度か話し合いを持ち、どうしたら事件を風化させず横浜市・在援協・障害者施設に責任のある対応をさせられるのか今後の方針を模索。
・その結果として横浜市への直接要求、マスコミへの投書、地域のほかのグループとの協力関係の模索等を行っていくこととなる。(この段階でびーのに連絡。関心があるとのことで何かできないかと提案。)
・退院
・保育園保護者有志と横浜市役所訪問当初、横浜市長に面談を申し入れたが多忙を理由に断られ、秘書課から保育推進課が対応すると言われ訪問。
・しかしながら施設側の改善等については把握しておらず、こちら側の要求を福祉課に伝えるとの回答。
・横浜市として見解(事件後の対応、今後の改善への取り組み、責任等)を文書で回答するよう要求。
6月19日
・外出プログラムのマニュアルが一枚だけ配布され、一ヶ月間の原因究明・改善の結果としてはあまりにも内容が不十分であり、参加された保育園関係者からの要求で一週間以内に、より詳細な報告書を文書にまとめて提出することとなった。
・障害者施設から再度、報告書がファックスにて保育園に送付されてくる。(障害者施設報告書については掲示板での公開はしておりません。今後、障害者施設が了解すれば掲示板でも公開できればと思います)
http://www.takachiho.ac.jp/~hasegawa/seminar/seminar2009/date/2003.doc
こんな状態じゃ反対運動は起きて当然。
さて。
http://b.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20101212#bookmark-27190667
http://anond.hatelabo.jp/20101212125728を閲覧するのだ。