2021-08-09

地方都市保育士だけど

身バレ嫌なのでフェイク交えるけどだいたい雰囲気としてはこんな感じってことで。

東京から新幹線で三時間ちょっとの県庁所在地。

保育、幼児教育、学校で働く人たち(職種問わず、たとえば調理員さんとかも)向けのいちおうワクチンの優先摂取が今月から始まってる。

普通に接種券が届くのは上の年代からで、優先接種は逆に20代スタートだった。

30代の摂取は9月から。だから通常と優先とあわせても一番遅いのはたぶん40代になる。

やっとって感じ。

でもうちの市で働いてて、なおかつうちの市に住民登録ないと受けられない。

だから越境して通勤してる人は取りこぼされてる。

それでもいちおう優先してくれてるのはありがたい。お盆に間に合ってないけど。

民間の園の経営トップたち?とかで作る保育の団体が懇意の市議を通して働きかけて実現したっぽい。

(だからまあこういう仕組みで、どんなに国政でやらかしても地方で自民党は選挙勝つんだろうな)

万一にも自分が感染して園に持ち込んだらどうしようって気が気じゃない。

それはみんな同じだと思ってたけど、ふつうにオリンピックやってよかったですねって話してて、この人たちにとって「県外」しかも東京ともなると対岸の火事でどうでもいいんだろうなって絶望しちゃった。ハレにせよケガレにせよ。

田舎の人間は県境を万里の長城だと思ってる。

お盆明けにはどこかの園でクラスターが起きる恐れはかなり大きいと思う。

うちにはないけど、学童保育もやってる園なんかは夏休みこそやばい。

去年の春に全国に緊急事態宣言出たときなんかは保護者も自宅での保育にだいぶ協力してくれたけど、

うちの県でも過去最多の新規感染者の水準が続くなかで、保護者も保育者ももう感覚まひしてる。

行事は(対策をとって気をつけてやりますってたてまえで)やっちゃおうよっていう空気もあるといえばある。

運動会とか遠足とか。それもわかるよ、どうせ日常の保育してても密避けるのは無理だもん。でも…

感染そのものっていうより、この空気のなかで気を張ってるのがもうつかれた。

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