増田は性癖開示した者が集まるTwitterではないので気持ち悪いと思うかもしれないが、私はBL小説家になりたい。
賞とかにも応募して、三ヶ月にいっぺんペースで六万字書いて出版社に送ってる。
結果はお察し。
でも、最初に触れたBL小説がとても綺麗で、私もこんな作品を書きたい!と思った時の思い出は消えなくて、諦めないで頑張ってる。
勿論そんな作家志望では暮らしていけないので、ちょっとしたシナリオで日銭を稼いでいるのだが、先日こんなことがあった。
某映画のシナリオブックが出た。
台本である。台本が二千円で手に入っちゃうのである。私は歓喜した。映画自体は合わなかったけれど、プロのシナリオが読めるのはとても貴重だ。ずっとなんでもいいから台本が欲しかった私としてはこれとない機会だった。一応スクールにはたまに通っていたけれど、シナリオが手に入る方法なんて教えてもらえなかったから。
無事にシナリオブックを確保した私。
普段は電子書籍派だけどついでになんかBL小説買ってこうとコーナーに行ったら。
BL小説なかった。
私は困惑した。10年前はどこの本屋にもレーベル別に本が並んでいた。でも今は「全レーベルで」10冊くらいしか並んでなかった。隣の女性向け官能小説は3倍はあった気がするのに。
最近割とBLの映画とかドラマとかやってるからすっかり市民権を得たと思っていた。ほら、ちょっと前はBL小説出身の人が本屋対象取ったし。検索に引っかかりたくないから誰とは言わないけどファンです。
でももしかして、今のBL小説界って…
斜陽?
いやいや待て待てそんなことある?確かにこの間、新人賞の発表が雑誌であるから、発売日に買おうとしたら無くて、店員さんに言ったら「二冊しか入荷してなくて、しかもそのうちの一冊は予約済みなんです…」って言われたからあの大手レーベル(どことは言わない)が二冊!?って驚いたけども。そんなことある?
ねえもしかしてだけど、仮にBL小説家になれたとして暮らしていけない可能性あるんじゃない?こんなに頑張ってるけど(三年)そろそろやめた方がいいんじゃない?もうアラサーだし。
元々「貴女はBLに向いていません」「作品、人選びすぎです」「一般に行ってください」って言われ続けて、いっぱい泣いて、それでも諦めずに頑張ってきたけど、
これ、やめるべきなんじゃないか?
幸い技術がなくても、(私はその女が嫌いなのだが)出版関係の知り合いがいる。その女に頼んで、kindleで自費出版して終わりでよくないか?
デビューしても食っていけないなら、やめるべきなんだろうか。
最近少し、悩み始めている。
えっ、今更?!?!
承認欲求を満たしたいだけの誇大妄想増田だからスルーするがよろしw
本気かと思って本当にオドレェタんだ。
ライト文芸でBLっぽい小説を書けばいいよ。 いま小説業界で起きてるのは特定ジャンルを扱った「専門レーベル」が消滅して ライト文芸なりの「総合レーベル」に吸収されているという...