収入　学歴　幸福度

2021-05-07

私、40少し超えて年収は1000万円くらいです。昨年はちょい足りず、今年は少し超えると思う。

とある有資格者で、その資格を生かすのは複数ジャンルに分かれますが、私が働いているのは基本的には独立起業する人が多数派の業界です。でも私はサラリーマン。

離婚した場合の養育費の計算って、自分の学歴が基準になるって聞いたことがあります。

離婚する予定はないけれど、子供達２人に対する親の責任としてそれを基準に考えると、自分の母校を出してやるお金を用意しなければなりません。

母校の2人分の学費で2,800万円くらいになります。大学の学費だけで。教科書代とか生活費とか高校までとかは全部なしでの話です。

この先まだ多少年収上がるのかもしれないですけどね、圧倒的にコスパが悪いんですよ。子供達は特性的に私と同じ職業につくことはありえないと思いますが、親の責任として彼らが希望するなら私と同等の教育コストは出してあげなきゃいけないじゃないですか。

年収1,000万円もあれば少し裕福な暮らしができるんじゃないかと若い頃は思っていました。そんなのは幻想でした。

私の出身は漁村みたいなところなんですけど、地元に残るマイルドヤンキーな同級生のSNSとか見ると、刺身が並ぶ豪華な食卓です。

彼らは高卒で早々に結婚して子供も高卒までで親の仕事はおしまい。もう孫がいたりするわけです。

日々の生活は彼らの方がよほど豊かに見えます。過剰な仕事のプレッシャーがあるわけでもなく、心に余裕を持てるレベルでの仕事をして、ボランティア活動なんかもしちゃったりして、地域に貢献してそれに誇りを持って輝いて見えます。

一方で私は子供の教育費の積立に汲々としており、直接的に生産性に関わらないブルシットジョブに心を痛め、そんな管理職の仕事を求められながらも所謂プレイングマネジャーで最前線の兵隊としても激烈な業務をこなし、満身創痍で休日は起き上がれません。

幸せってなんなんですかね。