2021-04-26

恋愛危険性について

https://anond.hatelabo.jp/20080713235241

恋愛状態における脳内の伝達物質のなかで、とりわけ大きな役割を果たすものとして、「ドーパミン」と「セロトニン」があります。

恋愛時に人間の脳内でドーパミン急上昇とセロトニンの極端な低下がみられ、この反応は強迫神経症患者の脳と同じです。

つまり、恋愛感情を喚起された人間の脳に起こる執着心は、精神病患者のそれと同一ということです。

これは脳MRIでみても強迫性障害患者と恋愛中の人間の脳はそっくりであることが実証されています。

これにより恋愛中の人間は無限に湧き出る不安感を消すために、客観的に見れば不合理な行動を普通に取るようになります。

これを強迫行動と呼び、時には犯罪行為の原因にもなりえます。

これはドラッグを使用した時と類似した状態でもあり、「恋愛感情のもつれでの犯行」というのは実は心神耗弱の一種なのです。

 

また、失恋してしまった時のリスクも非常に大きなものです。

先ほど挙げた「セロトニン」は"身体にかかるストレス"によって低下することがわかっています。

例えば過重労働や人間関係の悪化などがあてはまりますが、失恋も当然これに含まれます。

こういったセロトニンの低下においてはうつ病リスクが高まり、実際に失恋により40%程度がうつ病類似の症状を発生し

10%程度は重度のうつ病に近い状態にあると言われます。当然重度の鬱状態は自殺リスクを高めることになり、

厚生省資料によれば、日本における自殺の理由として、「失恋」は「失業」と同程度の数に上ります。

これらの因果を証明するかのように、抗うつ剤を使用した人間は恋愛感情を持ちにくいと指摘されています。

 

このように、恋愛は人体にとって非常に悪影響であり、反社会的で不健全な行為という事ができるでしょう。

恋愛もほどほどにね。

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