社会人の皆さん、上司には恵まれていますでしょうか。
私はこれまで10年くらいメーカーにサラリーマンとして企業に勤め、幸運なことにたくさんのクソダサ上司に恵まれてきました
テレビなどでは上司のパワハラなどで悩んで会社を自主退社したり、自殺したりするという事件が後を絶ちません
そういった方々を救うために、なにか情報を発信しなくてはと思いパソコンに向かっています
上司に日々困らされている皆さん、あなたがやるべきことはただ一つ
それは「上司のダサいポイントを探す」です
自分で言うのもなんですが、私は非常に性格が悪く、つねに上司のダサいポイントを見極めるような働き方をしてきました。
なにか業務をするたびに、そこに関わる上司のアラを徹底的に見つけ、メモなどの形で言語化します。
業務上のミスはもちろん、部下への言動や、何気ないメールの文面、客先への対応まで、隅々までダメなところを探してメモします
いや仕事に集中しろよと言われそうですが、ダサい上司のダサさを明らかにすることは、業務にもプラスに働くことが多いです。
人間、えらくなればなるほど誰かに何かを指摘されることが減るので、どんどん成長の機会が失われていくものです
俗にいう老害が生まれる根本原因ですね
肩書ばかりえらくなってしまい成長の機会を失った上司に、しつこいほどにダメ出しをすることはむしろ慈善事業とも言えるでしょう
部下も部下で、上司に嫌われることはふつうしないのが会社というものです。
日本企業は、直属の上司が部下を評価する人事制度を取っているところが多いですよね。だから上司は、部下の生殺与奪を握った気になって、ふんぞり返っているのです
ただ現状は実は違います。
そもそも立場の弱い労働者ほど、労働基準法などで国家に手厚く守られているので、たかが上司ごときを敵に回してもとくにデメリットはありません。
平社員ならそもそも降格などのリスクもないし、上司の言動はだいたいすべてパワハラに紐づけることができるので無敵です。
一昔前なら、人事部もクソ上司の仲間でしたが、今は幸いにもコンプライアンスなるものが浸透し、人事はただのパワハラ認定機関になっており、基本的に平社員の味方です
SNSなどの発展で、個人が容易にコンプライアンス違反などを外部に発信できるようになったのも大きいです。
映画「未来世紀ブラジル」などで描かれる監視社会では、上の者ほど権力が強く、弱者は蹂躙されていましたが、現代社会はまだそこにいたる途中です。
情報統制が行われない以上、「上の者」ではなく「情報を発信できる弱者」が強いのです。
そもそも上司という生き物は、立場上どうしても平社員よりも失うものが多くありますし、世間体・同僚や上司からの評価などをひどく気にするものです(とくにクソダサ上司はなおさらその傾向が強い)
歴史上の戦いや大事件を振り返っても、失うものがない人間というのは、無類の強さを発揮します
平社員VS上司はじつは戦う前から勝負が決していまして、平社員は最低でもドロー(つまり現状維持)以上は確約されている、ということに気づきましょう。
ここまで、「クソ上司に嫌われても気にしない平社員」を前提に話をしてきましたが
「上司に好かれないと、評価が下がって給料が下がったり、管理職への昇進が厳しくなりそう…」と思う方もいるかもしれません。が安心してください。
そんなクソ上司がいる会社に正直未来などないので、ちょっとした給料の増減や一時的な評価を気にすること自体意味がありません。
クソ上司にはどうせ人望も権力もついてこないので、そんな人間に評価されてもあなたの昇進にはなんのプラスもないです。
むしろそのクソ上司と敵対しているデキ上司への手土産を用意するくらいの気持ちで、クソ上司の攻撃にいそしんだほうがいくらか企業にとってはプラスに働きます。
実際に自分は管理職への昇進には全く興味がなく、ただし業務ではわりと特殊なスキルを持っていて重宝されるので、「上司に嫌われようが、一向にかまわない」という無敵なポジションを確立しています。
数年前から、日々の生活で発見した上司のダメなところを、時には直接面と向かって、時にはメールの全体返信で、時には大きな会議の場で、遠慮なく批判してきました。
結果、そこで反省してくれる上司ならば、ダサさが軽減され、かつ業務環境が改善して一石二鳥。
逆ギレするような上司ならば、ますますダサさに拍車がかかり、パワハラ認定もゲットしてサヨーナラ。
いずれにしても私が失うものは何もありません。
先ほど述べたように、最低でもドロー(現状維持)。つまり無敵です。
そしてなにより、ダサい上司のくそダサエピソードを肴に飲む酒は極上でした。
同僚や部下はもちろん、なんならダサ上司の上司も、ダサ上司には困らされているので、大いに盛り上がります
しかも、そのダサ上司もまた、私のような生意気な部下への愚痴を肴にうまい酒を飲んでいるわけです
平社員はダサ上司を糾弾してうまい酒をのみ、上司は平社員への愚痴を肴にうまい酒を飲む。
これ、もはや全員がうまい酒を飲んでいるわけで、名酒の永久機関なわけです。すばらしい。
ただ、最近はコロナで飲み会がなくなってしまい、エピソードを披露する場がなくなってしまい残念に思っていました。
職場では無敵の私も、コロナには勝てません…
気が向いたら、記事としてクソダサ上司との闘いの記録(全戦無敗)を綴っていきたいと思っています
クソ上司に悩まされている平社員のみなさん。
この記事を読んだことで、なぜ自分はクソな上司ごときに悩まされているのかよくわからなくなってきませんでしたか?
その感覚は非常に正しいものですし、これまで上司は決して教えてくれなかったものです。
明日からクソ上司を批判するという明確な楽しみをもって、業務に臨むことができるはずです。
この記事を読まれているクソ上司の皆さんは、平社員の反撃を震えながら待っていてくださいね!
めんどくさいから三行にして