相撲の審判は物言いがつくことが多々あり、取り直しもある。現代のスポーツでは映像判定の導入は当たり前になってきており、行司のみの判断で審判を行うのは時代遅れである。したがって、
・3D再現できる多方向の複数カメラの設置
・土俵全体に圧力センサの設置
以上を導入することで、常に取り組みの模様を再現・分析できる環境を整える。
加えて、力士が行司の判定に異議ができるように、テニスのようなチャレンジ制度を作る。
1場所につき2回のチャレンジ権を持ち、判定が間違っていた場合には回数は減らない。チャレンジ成功した場合には、取り直しではなくそのまま勝敗が覆るようにする。
またこれらの映像やデータを放送局に提供することで、視聴者がより楽しめる番組にできる。
具体的には、別角度からの映像や圧力センサによる荷重移動の様子を提供し、より科学的に力士の取り組みを楽しめるようになる。
横綱は昇進してしまうと、下の大関に戻ることができない。したがって加齢などで力が衰えた時に引退の選択肢しかない。
体調が悪くても休場することが難しく、無茶な状態で出場せざるを得なくなり、アスリートとしての寿命が短くなってしまう。
また横綱としての風格を要求され、取り組み内容を横綱審議委員会なる組織に非難されたり、引退勧告などをされ、実質的に辞めざるを得なくなる。
外部からアスリートに堂々と圧力をかける競技は他になく、憲法で保障されている職業の継続、廃止の自由を侵害している。
このように横綱はアスリートとしての権利が保障されておらず、トップアスリートが競技人生を長く続けることが難しい。
そこで横綱審議委員会は解散し、横綱は前年の勝利点がもっとも大きかった力士に与える称号とする。
力士は相撲部屋に所属していないと出場できないが、そこでは他の力士や親方などと共同生活を強制される。居住の自由を侵害している他、
このような閉鎖的な環境は不正や暴力行為の温床となりうる。
また個人スポーツをするために特定の組織に所属しなければいけないというのは合理性がない。
そこで相撲部屋を解散し、参加資格を変更する。下の大会から参加しはじめ、一定のポイントを獲得することで上位の大会に参加できる。
幕内はランキング上位42位が参加できる。権利があるだけで、必ずしも参加できなくてもよい。
相撲部屋という閉鎖的な環境をなくすことにより、様々な機関が様々なアプローチから相撲を訓練することができ、競技レベルが向上していく。
格闘技において、体重が大きく競技性に影響する競技において、体重制限がかけられていないのは不公平である。
体重を増やすことで強くなりやすい競技で制限を設けないと、ほとんどの力士が体重を増やすことになり、平均体重が150kgでは競技以外の日常生活に支障をきたす。
また怪我をしやすく、アスリートの競技人生に大きく影響する。
そこで階級を、100kgまで、150kgまで、無差別の3つを設ける。
これくらいやらないと、現代スポーツにならないと思うんだけど、無理だろうな・・・
というかスポーツじゃなくて、サーカス団みたいなもんだよな、相撲って