2011-01-08

過去の失敗やそれへの分析を見たときに、「なぜ昔の人間は誤認に基づいて動いたんだろう」なんて考えるけど、恐らくその時々の人は、比較の対象が極端に少ないんだろうなと思う。

僕や多くの人が知ったぶった口調で社会とやらを分析してみせるのは、それに足るだけの調べ上げた内容に当たることができたからであって、情報化だったり学問そのものの進展だったりの恩恵をちょびっと受けているからに過ぎない。

から多分、今老害と呼ばれる過去若者と、今の若者人間の程度は変わっていない。(何を以って人間の程度とするかはさておき)

その前提を無視して勝ち誇り、批難するのは、強者が弱者を虐げるのに似てる。

明日老害はきっと僕なんだなという自戒した話。

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