頭の回転が速い人間になりたいと思う。でも無理だ。なぜなら僕は頭の回転が遅いからだ。そしてこれから先も、頭の回転の速い人間になれることはないだろう。
頭の回転が速い人間の頭の中で、どのような論理展開が行われているかが、全くもって想像出来ない。例えば行動というのは、追体験すれば、ある程度どのような流れになっているかが理解できるだろう。でも頭の中でどのような処理が行われているかなんて、絶対に追体験できない。
少しでも難しいことを考えると、すぐに頭が痛くなる。脳の奥が『キュィィィインン』と縮むような、鳴るような感覚が起きて、頭痛が起きる。これ以上何も考えたくなくなる。眠くなる。死にたくなる。消えたくなる。
むしろ僕の頭は、平均より劣っているのかもしれない。或いは、脳の劣化が始まる二十歳前までに勉強することで、平均的な論理展開が出来るようになるのかもしれない。分からない。何もかも分からない。ほらまた頭が痛くなってきた。
何が頭脳の差異を産むのだろう。学生のとき勉強するかしないかの違い? でもそれなら、二十歳から勉強したって違いはないのだろうか?脳トレが流行っているのはその影響?
よく分からない。自分が何を考えているのかもよく分からない。
寝ます。
頭の良さってつみかさねだから 頭悪いなりにも、考えることを続けると だんだん頭良くなる。 そのうち、なにが頭が良くて、良くないのかがわかってくる。 そしたら頭良くなってる...