2010-11-09

新海誠の新作が、ジブリそっくりだった件について

新海誠は、僕の大好きなアニメーション監督の一人だ。

雲のむこう、約束の場所』では、初恋を閉じ込めたまま青年になった二人を軸にした物語を圧倒的な映像美で描いて僕の心をつかみ、

秒速5センチメートル』では、北関東の美しい冬と、南国の海、そして都会の3カ所の美しさをこれでもか、これでもか、と描いて、僕に彼の一生のファンとすることを運命づけた。

彼の原点である『ほしのこえ』の人物造形は、僕は嫌いじゃない。

だが、多くのファンからは、その後の別のスタッフによってデザインされたキャラの方が人気があったようだ。

僕もその流れには、さほど拒絶感を持たない。

だが、発表された新作のプロモーション映像には、ドンびきだった。

まず観て欲しい。

http://www.youtube.com/watch?v=mDCh1kpHvRk

特に20秒辺りだが、これって、もろジブリの登場人物じゃないか……

アシタカかと思ってしまった。

せっかく風景が美しいのに、キャラばかり気になってしまってしかたない。

いくらなんでも、これはアウト。

どうみてもジブリ

言い訳できないほど、もののけ姫

宮崎御大から失笑されるレベル

マネするなら、もう少し有名じゃないところからパクって欲しい。

こんなあこぎなまねは止めて欲しいよ。

せっかく素晴らしい監督なんだから、周囲はそのバックアップを、しっかりして欲しい。

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