2010-11-04

航空機の簿価

ANA2011年全日空スレ NH030便【LCC運航】

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/airline/1285364243/

で今も生きてるANAと更生会社JAL財務状況を同じ土俵で比較している香具師がいて、同じ土俵で比較するためには基準をそろえないといけないみたいな流れから航空機の簿価と含み損益の話が出てきたので、ちょっと考えてみた。


ちなみに元増田スペックは6年ほど某メーカー(5xx1)経理課で連結決算やってた元経理マンっす。

もうブランク長いし、そもそも古い知識で最新の会計基準なんか知らんからそのつもりで。

H22/3全日空決算短信より


重要減価償却資産減価償却の方法

① 有形固定資産リース資産を除く)

航空機

…主として定額法

なお、耐用年数は主として国内線機材については17年、国際線機材については20年である。

これは保有機材の人気不人気でものすごく損得が分かれる。

744みたいな不人気機種には非常にきつい。


ちょっと新しい数字が見つからなかったけど、H18/3のANAの平均機齢は9.5年だそうだ。

とすると、100の取得価額に対して 国内線の簿価は46.9、国際線は54.9になる。ANAB/Sで出てくる「航空機708,470百万円」というのはこの46とか54に相当する部分。


以下のうち星印の数字はウロ覚えなので適宜訂正してほしいんだが

744一機の新造コストが★130億(簿価をアップさせる修繕は考慮しない)なら

ANA機の平均簿価は国内線61億、国際線71億。

JAL機の売却価格(≒時価)が★20~30億とすると、1機平均40億の含み損ということになる


減価償却の方針は好き勝手には変えられないから、ANAが良いも悪いもなく744が不人気でアンラッキーだったね、というだけのことではあるんだけど。


んでもって簿価を洗い替えただろうJALはさておいて、ANAは退役後の744の簿価どうするつもりなんだろうか。

リースバックして実機は他社にリース、、不自然やな。

SPCに簿価で売却して実機はSPCから他社にリース、含み損はSPC持ち分を時価評価して資本の部から直接控除すればP/Lに出ないかな。最近P/L通さないといけないんだったかな。


漏れはもう経理畑じゃないので今の会計はよくわからんけど、今は定額法が強制適用なんだったっけか?

経理は保守性こそ正義固定資産は定率法でさっさと落としてしまえ、と学んできたわけだが。

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