一度失敗したら終わり、という発想に毒されているかはともかくとして。
事業の成功率というのはそういうもので、一事業に二年かけて10回やる頃にはまぁ結構な年齢にもなっているし
それ以前に「9回起業で失敗しながら生きていく」ということがどういうことか、ちょっと考えればわかる筈。
それは、継続的インカムを得られる職を持たないまま生きるということで、
本当のところを言えば物凄く悲惨なことだ。
大体、初期投資が多少なりともかかる起業で複数回失敗すれば大方の人は「詰み」になる。
じゃあ、初期投資ゼロの起業を10回すればいいって話だけれど、世の中初期投資ゼロって話はまずない。
本当の「初期」はゼロでも、事業を広げ、維持していく中で費用は必ずかかってくる。
もちろん、最終的に損をせずに終えて次にいければいいけれど、その最高の結果であっても
「無収入」っていう現実だけが残る。大抵の人は借金が残るだろう。
サラリーマン上がりが起業出来ないのは、この現実が見えていて恐ろしいからだよね。
10回やって1回成功すれば10%、というのは確かに正しい。でも、9回やったらどうなるかを想像しないのは間違い。
生きていくにはコストがかかるし、人は容赦なく年をとる。投資というのはお金に限らず時間も含まれる。
ちなみに10%のデータはコンサル会社のレポートと開業・廃業に関する総務省の統計から。適当にググれば出るんで、自分で確認を。
それは、継続的インカムを得られる職を持たないまま生きるということで、 本当のところを言えば物凄く悲惨なことだ。 普通は、バイトをしながらだと思うけど。 それが悲惨だとい...