最貧国で飢えや病気に苦しんでる人たちと、先進国で文化的な生活を謳歌してる我々と、
何が違ったのかといえば、ただ単に「生まれた国が違った」だけだ。
そもそも、最貧国がなぜ最貧国になったかというと、元を正せば列強、現在の先進国の、
植民地化による収奪によるものと考えられるわけで、我々が今の生活水準を維持してるのは、
不当な収奪の結果と言える。
「最低限の文化的な生活」は、世界的に見れば搾取と略奪の結果だろう。
全世界の人が先進国並みの生活を送ったら、すぐに資源が枯渇するし、滅茶苦茶な環境破壊になる。
であれば、すべての人が平等ならば、最貧国の生活水準を全世界の平均レベルまで引き上げ、
先進国の生活水準も全世界の平均レベルまで押し下げなければならない。
多分、日本人は今の1/10位の収入で生計を営まなきゃならなくなるだろう。
我々が今の1/10の収入で生きることを受け入れれば、世界から飢餓や貧困はなくなるし、
ところが実際には、そんなことを受け入れる奴なんていない。俺だって受入れられない。
金持ちが貧乏人になったからと言って貧乏人の生活水準が上がったり金持ちになる訳じゃないんだがな。