2010-10-11

夫婦運命共同体だから

http://anond.hatelabo.jp/20101011101344

「稼いだ人」が「家族で生活するためには、いくらいるか」を考えて、お金を供出する。

「家を仕切る人」が「そのお金で生活が出来る」ように管理する。

「稼いだ人」は夫かも知れないし、妻かも知れない。2人かも知れないし、4人家族で全員かも知れない。ともかく「共同生活」があって、「共有する物」があったり、協力しあってする労働がある場合、家庭の構成員全員が納得いく形で家庭に貢献することになる。

外で稼いで来なくても、無償の労働によって家庭を支えている家族(家事育児介護などね)がいれば、稼ぎに行く家族が養っていくのは当然だ。なぜなら「無償の労働」が無ければ家庭が成り立たないのだから。

「家を仕切る人」も家庭を構成する人間なら誰でもかまわない。が、通常、家計簿付けたり、1円でも安く生活を仕上げたりするのは「家事担当している人間」がやったほうが簡単だ。自分労働お金管理が直結しているからね。

真面目に生活をしてみるとわかるけど、稼ぐのと家事をするのと、両方やると、ほぼ1日「生活のため」に時間がつぶれてしまう。1日中、どっちかやってる状態になる。2人以上で生活するのなら、1人は「家事従事者」として確保しておいたほうが、いろいろと楽だ。

営業所が「外回りする営業」何人かと、「事務職最低1人」を置いたほうが仕事しやすいのと一緒。

事務所に居て、電話に出たり伝票切ったりする事務職の人間に「営業に出てないんだから給料もらうのはおかしい」というのは変なのと同じで、家事労働に従事している人間に「稼いでないから生産してない」と言うのは現実を知らない世間知らず。

結論、家事労働をしている人間管理するのが簡単だから、通常、家計主婦が握っている。

補足。「共働き生活費給料の半分を共有の通帳に入れておいて月末に決算」とか、家庭内でのやり方はいろいろある。どんなやり方だろうと、家庭の構成員が全員納得しているのなら、他人が口を出すようなことじゃないよ。

記事への反応 -
  • タイトル通りのことなんだが 夫が基本的には働いて、夫がお金を稼ぐわけだよな? その稼いだお金が自動的に妻に管理されて、 その一部がお小遣いとして夫に支給される、 というシ...

    • http://anond.hatelabo.jp/20101011101344 「稼いだ人」が「家族で生活するためには、いくらいるか」を考えて、お金を供出する。 「家を仕切る人」が「そのお金で生活が出来る」ように管理する...

    • >両者を比べて前者の方が常に大きいと 考えられる夫婦だったらそうするでしょ

    • 財布を握ってる妻側だけど、最初から「管理がめんどくさい」と丸投げられてる。 実際夫は激務だからどう見ても家計管理までやってる暇無い。銀行どころかATMにもなかなか行けないし...

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