最初に相手から言質(げんち)を取る。つまり「お前、◯◯っていったよな?」と相手が確かに「◯◯」と言ったことを認めさせとく。そうしないとすぐに相手は「◯◯なんて言ってない」と反論してくるので、まず発言を認めさせる。
言質を取って、自分の発言を認めさせたら、次はその発言にゆさぶりをかける。「お前、本当に◯◯だと思ってんのか?」「◯◯っていったいなんだ?」問いの形はなんだっていい。とにかく、相手の意見に疑問をぶつけ、自分の発言を疑わせる。
相手の発言にゆさぶりをかけたら、いよいよこっちの意見をブチかます。相手の発言を基に自分独自の考えを示す。
自分の意見をかましたら、間髪入れず「動かぬ証拠」を相手に突きつける。「なぜ相手が間違っているのか」「なぜ自分の意見が正しいのか」の二点に絞って証拠を挙げる。
動かぬ証拠ってのは「客観的事実」のこと。誰もが認める客観的事実を突きつけたら相手はもう何も言えない。
自分の意見の正しさを証明するには、与えられた他者の意見の間違いを指摘するという方法がある。つまり、相手の意見の持つ問題点を指摘することによって、結果として自分の意見が正しいと主張する方法。
自分の意見の正しさを証明するためのもう一つの方法は、自分の意見を支える有力な根拠を挙げて、相手の意見よりも自分の意見の方が正しいと主張する方法。
上記2つの方法で自分の意見の正当性は証明される。また、「根拠」として一番説得力があるのは「具体的な社会的事実」。
口喧嘩もそろそろ佳境。あとは今後の人間関係を考えて、相手を完膚なきまでにたたきのめすか、新たな改善策を一緒に考えるか。