近くに年配の方がいなかったので、すいませんねと思いつつ座らせてもらった。
疲れてたのでイヤホンしつつ寝て一駅過ぎたところで、肩を誰かに叩かれて起こされた。
そこにいたのは小さい子2人(6ヶ月くらいの子と3歳くらいの子)を連れた母親と、その母親らしきおばあちゃん。
私の肩を叩いたおばあちゃんに「すみません、席変わってもらえませんか?」と言われ、慌てて「あ、はい」と席を譲った。
そこまでは良かった。そこまでは良かったんだよ。
でもそこで「ごめんなさいね〜」というおばあちゃんの言葉に対して、
母親は「ごめんなさいなんて言わないでいいのよ、当然よ。」と言い、席に座ったのだ。
頭が血に登るのがわかった。カッとなるってこういうことだ。
え、ちょ、確かに健康でただの仕事帰りの私じゃなくて、ここの席はあなたのような乳飲み子抱えた人が座るべきでしょうよ。
優先座席に他に座っていたのが男の人ばかりだったし、私には声かけやすかったんだと思うよ。
だから譲ったよ?譲りましたよ?「善意」の気持ちと「義務」だという気持ちを持って譲りましたよ?
それに対して返ってきた言葉が「当然」って。え?え?
ありがとうって言ってほしいわけじゃないよ、もちろん。
でも、「当然」って・・・。えー。そりゃないんじゃないのおおおお!!!!
優先座席に座っていた以上、自分に全く落ち度がないとは思わないけれど、どうしても釈然としない。
そして、こんな赤の他人の言動に釈然としなかったとしても、友人でも何でもないんだから「解決させる」ような動きにはならない。
ただ私がこの気持ちを自然に沈めなきゃならんだけだ。
それがまた、なんとも・・・。うううううう。
もう早く寝よう!お目汚しでごめんなさい。
同じ女だから、という思いもあったんじゃないかな。気が抜けたというか。