ワロタ。まぁ、メールはめんどくさいからしないけどね。
毎月100円をA社が銀行に払う代わりに、1リットル1円の原油が2円になったら
1円より高い分は銀行が払う。ただし、1円以下になった場合の差額も銀行が貰う。
こうすることによって、A社は常に1円で原油を輸入することが出来る。
これはすっごく簡素化した話だけど、こーいう風にして社会はリスクを分け合って成立してる。
じゃあ、この世で一番リスクを取れる存在って誰だろう?そりゃもちろん、みんなのお金を預かってる「銀行」だ。
だから、銀行はみんなのお金を預かってそれをリスクに投資して更に増やそうとする。
金融っていうのはこういうシステムが果てしなく絡み合って、どこにどんなリスクがあるのか
もーほとんどの人にはわけわかんなくなってるもんだと思っていい。
その中で、例えばこれから街を作ろうと誰かが考える。
そのためにはお金がいる。お金貸してくれ、という。ところが、もしその話がポシャった場合
「町を作りたい人」にはどー考えても返済能力は無い。
だから、儲けをみんなで分けてリスクもみんなで分けましょ、みんな自分が儲かると思うところを取ればいいじゃない!
そうやって、お金が回るシステムを構築するのが金融屋のお仕事。
最近小沢さんが「日本の国有財産証券化すれば打ち出の小槌じゃん!」とか言ってるでしょ。
その「証券化」って誰がやってどんなところで動いてるの?っていうのが金融。
日本の場合、ドンは日銀さん。日銀のところに全て(厳密に言えば全てじゃないけどね)の銀行の資金が集約されているから、
国家の取るリスクや金融政策のリスクにも(ある程度は)耐えられる。
そーだよ。 あんなのただの生命保険のアレンジだよ? 確率論だよ? そーいうのを構築してみんなを幸せの国に連れて行くのが我々金融屋のお仕事。 でも、日本って国は金融工学のシス...
ワロタ。まぁ、メールはめんどくさいからしないけどね。 例えば、原油を輸入するシステムはこんなん。 銀行と組んで、原油輸入会社がこーいう協定を結ぶ。 毎月100円をA社が銀行に...
横から図々しくて悪いんだけどさ、初心者にオススメの金融の教科書ない?
岩波の「金融入門」辺りから始めるといいんでね。 歴史的に見るなら『昭和金融恐慌史』とかも面白い。 もっと歴史的に見るなら、「熱狂、恐慌、崩壊―金融恐慌の歴史」がお勧め。 ...
ありがとう。 君のオヌヌメの本を探して読んでみるよ。
金融入門 (岩波新書) http://www.amazon.co.jp/dp/4004306353 熱狂、恐慌、崩壊—金融恐慌の歴史 http://www.amazon.co.jp/dp/4061590669 昭和金融恐慌史 (講談社学術文庫) http://www.amazon.co.jp/dp/4532350980 現代の金...
なるほどね。 わかりました。 そう考えると金融も面白いね。
元増田だ。 そうそう、そこら辺が聞きたかった。 なぜ金融が必要なのか? 俺はこれからは(これまでも)資源国家が優位に立つとおもうのだが、 ところでなんで輸入できる...