何かノイズがある場所、例えばエアコンとかPCのファンとかシャワーの音とか、
地下鉄の音とかに紛れて聞こえてきます。
逆にシャワーを浴びてるときはずっと会話が続いているのに、
止めるとぴたりと会話も止むので、
これは「ノイズを自分の都合のいいように加工して会話として解釈している」
んではないかと考えています。
その人が言語(発音と文法があるので比較的自由度が低い)を持っているとして、
ある程度、音を言語に合わせて加工しなければならないと思うからです。
400文字の文章を57577の短歌にしなければならない場合、
意訳が入るような感じです。
最初は自分が気にしていることや、いま目で見ていることに関連した言葉が聞こえるのかな、
例えばかわいい女の子を見ていたら「お前はモテない(基本悪口)」とか、
自殺のことを考えていたら「死ね」とか聞こえるのかと思ったら大間違い。
自分の考えとはまったく別人格の人が喋っているように聞こえるのです。それも複数人。
年季が入ってくると、それらの人格同士がわいわい喋ります。
楽しい人格だと独り言も楽しいですが、むかつく人格だとなぐってやれないのでむかつきます。
ちょうど2ちゃんみたいな感じです。くだらないバカな人格ほど構ってちゃんなので、そういうときは寝ます。
いい人格が出てくると会話から弁証法的に建設的な答が得られるのですが(これをマッチポンプ弁証法と名付けよう)、
バカな人格だとバカな答しか返ってこないので、これも自分の一部かと思うと凹みます。
またそういう人格に限って頭から出ていかないので、本当に殺してやりたくなります。
でも会話のほとんどは自分が無意識に用意している文章なので、そのことを意図的に考えるのを止めると、
会話が「そこのアルゴリーーー」って止まったり、自分の知らないことは答えられなかったり、
そういうとき僕は(あー限界だな)と思ってしまいます。妄想の人格の限界というか、漏れの限界というか。
ところで統合失調症になると、耳のサンプリング能力が驚異的にあがって、自分の知ってる人の声で、
喋り方や方言を含めて自分の脳内で再生できます。最初の頃は右翼の街宣車の音でLOVEマシーンを歌わせてました。
まあいちばんは、片思いの女の子と会話してにやにやしてることでしょうか。 自分の都合の良いこと言ってくれるし。ただ20年後、この女の子も20歳年をとってるかが気になる。 若...