人生のほぼ三分の一の年月ずっとあの人だけに「大好き」が向いていて、
LoveだかLikeだかよく分からないけどとにかく嬉しくて苦しくてドロドロして天国と地獄でそんな事初めてで、
結局バイト始めてからも社会に出てからもそんな想いを抱く人は居なくて、
何だか寂しくて自分一人取り残された気がしてとにかく悲しくて苦しくてボロボロ涙が出てきた。
そして、自分がここまで反応するのが意外過ぎた。
絶賛厨二病継続中の視野狭窄乙wwwなんて客観的に見つつ問答を何年繰り返してもやっぱり大好きで、
それでもここまでの反応するとは思わなかった。
何なんだこれ。
気付いたらお赤飯炊いて胸が出てきて「女」の姿になってたけど、
「好き」とか「男と女」とか二次元の向こうの話じゃないの?位にぼんやりとしか分からなくて、
友達とワイワイ楽しく同じ様な毎日を箱庭の中で繰り返して今に至って、
でも体は女になってて、外の世界に出たら私は「女」に分類されていて、
女は男を好きになるのが一般的で、
でもその「好き」って良く分からなくて、
今まであんなに大好きなのはあの人だけで、
これから男女が居るのが当たり前の世界で生きてる内にそれが自分の中で当たり前になって、
あんな苦しくで辛くてそれでも嬉しくなる「大好き」な男の人と出会えるのか分からないけど、
こんな未熟な情緒じゃ一生独りなのかもしれないけれど、
あのひとが大好きだった。