横だが。
たとえば「お前は1億の金を持っているのか?」と問われて、目の前に1億円を用意することに「論」と呼べるほどのものは介在していないじゃん?
それは見せ金だね。詐欺に引っかかるよ。
その場合は、「持っている」ということに関する論がいるんだろう。
たとえ他人から借りてきた金でも、単に手許にあればいいのか。それとも、所有していなければならないのか。
「所有している」とはどのようなことを指すのか。登記していれば良いのか? でも金は登記できない。
では、通帳を見せれば足りるのか? それが当人の全財産をあらわしているとは限らない。見えないところで借金があるかも。
どうでもいいが、「論より証拠」って、それ自体が説得のための修辞の一種だろう。
「論より証拠」の落とし穴 教えで真相を見極める
http://www.shinrankai.or.jp/b/shinsyu/ron-yori-shouko-otoshiana01.htm
「論より証拠」
「医者で治らなかった病気が神様の力で治ったのが証拠ではないか」
と聞くと、簡単に信じてしまう。
と仏教の人が言っている。