http://anond.hatelabo.jp/20100825134639
カレシとは月2回2日間しか会えない身の上なんで、会ってから別れるまで、ずっと手を繋いでる。長時間いられるホテルに入って身体を合わせる。カレシは心臓の持病があって、飲んでる薬の副作用でEDなんで、いわゆるCは出来ない。Bまでのバリエーションを何度も繰り返す。3年間の付き合いの間に、いろいろなことがあって、お互いが似た者同士で、お互いを必要としていて、お互いに分かり合える相手は相手しかいない(時間をかければ、他の相手とも、こういう関係を築けるだろうけど、その時間をかける気がない)とわかっているので、ホンの少しの欺瞞もいらない。まったくの産まれたままの状態で(衣服のことだけじゃなくて)お互いの前に立ち、でも、何も構える必要がない。
感じるときには素直に「感じる」と言うし、感じないときには黙っている。カレシは私を喜ばせようとして、いろいろなことをしてくれる。すっかり、私のツボを覚えてしまったので、目茶苦茶感じる。何度もイッテしまう。カレシの体調が良いときは、カレシにフェラをする勃起はしないけれど射精はするので、それなりに満足してくれる。あくまでも体調が一番なので、何もしないで、ただ寄り添って眠っていることもある。同じテレビ番組を観て、ホテルの窓から景色を眺めて、お互いの感想を言い、スーパーで買ってきた弁当をゆっくりゆっくり食べる。
昨日も会ってきたばかりなので、なんだか語ってしまったけど、付き合いって本来、セックス抜き(いやスキンシップまで抜きじゃ、いくらなんでもやってけないと思うけど)でも成立するもの。セックスは無いけど、私はカレシと付き合っている。
生殖行為は本能だから、自分の遺伝子と混ぜ合わせたら、生存に有利な子どもが出来そうだと思う相手としたくなるものなわけで、愛情だの恋だのとは関係ないところで成立している。男にいたっては支配欲の発散であって、性欲ですら無いこともある。嫌いな相手だから傷つけるためにセックスしたいなんて考えるのは、男だけの特権だよね。だからこそ、女は怖いんじゃないかと思う。相手が好意か悪意か、すら、わかりゃしないもの。セックスに関しては。
元増田、何か、他のことで彼とケンカしなかった? 不信感があると女は相手に「自分のすべてをさらけ出す」ってのが出来なくなって、結果的に、セックスが気持ち良いものではなくなってしまう。身も心も心底開放できてこその、恋愛関係だと思うよ。相手といることが苦痛ならば、不信感が育っているのかも知れない。