うん、数年前から IPv4 アドレスが枯渇する~枯渇する~って騒いでるよね。
ようやく本腰据えてこの問題に取り組まないといけなくなってる。
これが枯渇したらどうなるか。
新しく IPv4 が取得できなくなるんだけど、とりあえずその問題は枯渇してからでもいいや。
今、本気で直面してるのは、インターネット黎明期に "予約" されて使わなかった帯域の話だ。
1.0.0.0/8 とか 2.0.0.0/8 とかいったアドレスって、IANA とかが予約してて使わなかった帯域なんだ。
でもって、その帯域はイタズラとか悪意ある攻撃目的で使われることが多かった。
1.0.0.0/8 の帯域からの攻撃であるように見せかけるパケットは、実際には使われてないんだから拒否しても問題ないよね?
当時は、そんな考え方をした。
だから、歴史的にも、拒否する設定をデフォルトで入れることが多い。
DNS のサンプルを見ても、そんなアドレス帯域は bogon とかで拒否してる。
けど、1.0.0.0/8 の帯域は、すでに一般企業へ開放されている。
これ自体は、いろんなところで言われてたりする。
そして、日本の会社で 1.72.0.0/13 という巨大なアドレス空間を取得しているところがある。
だから、もしかすると、そんなアドレス帯域を使う機会があるかもしれない。
そうすると、その帯域からはアクセスできないサイトが出てくるかもしれない。
枯渇するまでに直面する問題は多いよ。
枯渇に伴う問題に対応しながら IPv6 対応なんて、無茶すぎ。
~追記~