2010-08-23

IPv4アドレス在庫の枯渇で警告

うん、数年前から IPv4 アドレスが枯渇する~枯渇する~って騒いでるよね。

ようやく本腰据えてこの問題に取り組まないといけなくなってる。

枯渇は、来年6月頃だっけ?

これが枯渇したらどうなるか。

新しく IPv4 が取得できなくなるんだけど、とりあえずその問題は枯渇してからでもいいや。

今、本気で直面してるのは、インターネット黎明期に "予約" されて使わなかった帯域の話だ。

1.0.0.0/8 とか 2.0.0.0/8 とかいったアドレスって、IANA とかが予約してて使わなかった帯域なんだ。

でもって、その帯域はイタズラとか悪意ある攻撃目的で使われることが多かった。

1.0.0.0/8 の帯域からの攻撃であるように見せかけるパケットは、実際には使われてないんだから拒否しても問題ないよね?

当時は、そんな考え方をした。

だから、歴史的にも、拒否する設定をデフォルトで入れることが多い。

DNS のサンプルを見ても、そんなアドレス帯域は bogon とかで拒否してる。

けど、1.0.0.0/8 の帯域は、すでに一般企業へ開放されている。

これ自体は、いろんなところで言われてたりする。

http://jvnrss.ise.chuo-u.ac.jp/csn/index.cgi?p=APNIC%A4%CB%BF%B7%B5%AC%A4%CB%B3%E4%A4%EA%C5%F6%A4%C6%A4%E9%A4%EC%A4%BF+1%2E0%2E0%2E0%2F8+%A4%C8+27%2E0%2E0%2E0%2F8

そして、日本会社で 1.72.0.0/13 という巨大なアドレス空間を取得しているところがある。

その会社は、みんなも良く知ってる会社だろう。

だから、もしかすると、そんなアドレス帯域を使う機会があるかもしれない。

そうすると、その帯域からはアクセスできないサイトが出てくるかもしれない。

枯渇するまでに直面する問題は多いよ。

枯渇に伴う問題に対応しながら IPv6 対応なんて、無茶すぎ。

でも、来年6月から、本当に直面しないと動かないんだろうな。

仕事は沢山ありそうだけど、逃げ出したい orz



~追記~

http://australis.arrow.jp/kangaeru/

こいつ…記事まるパクリorz

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