個人的なものだよ、と先に言い訳
全てに言い訳を用意しなければ何も出来ない人間の防御方法
それはさておき
偽善
偽りの善行
本物ではない善い行い
どういう事なんだろうか
イメージとしてはこうだ
善い事はしているけど、している人が善い意志を持っていない
もしくは
悪い事をしているけど、している人が善い意思を持っている
前者は、意思に価値を置く
後者は、結果に価値を置く
善なる行為は、善なる意思と善なる結果が合わさって初めて為される
それは同時に、偽悪でもある
つまり、中途半端、中間の行いであるのが「偽」の基準なのだ
偽である以上は、善とも悪とも判断していい
そして、この世に完璧な悪の行為も、完璧な善の行為も、存在できていない
だから、こんな偽物ばかりの世界なんて……
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