ちょっと前に、とある特急列車のグリーン車に乗っていた。そのときは車両に私しかいない状態だった。
とある山間の駅で、輪行袋をかついだ老人がグリーン車に乗車して、一番前の席に座った。
ちょっとして、若い車掌さんが切符の確認のためにやってきた。どうやらその老人はグリーン券を持っていないらしく、また、支払いをお願いしますという車掌さんに対して何か喋っていた。「(グリーン料金払わなくても)別にいーじゃんか」「あんたが見なかったことにすればいいんだよ」といっているのが聞こえた。
どうも、車掌さんはその老人にグリーン料金を払わせることなくそのままグリーン車に座らせておくことにしたようだ。
電車の中にかぎらずたまに見かけるのだが、この手の「ゴネて料金を払わずにサービスを受けようとする老人」「本来提供されていないサービス以上のことをさせようとする老人」というのは、「ルール(なんて大げさなものでもなく、『席に応じた料金を払う』といった程度のごくごく基本的なことなんだけど)」や「公共」というものをどう考えているんだろう。子供のころ「自分さえよければそれでよい」という振る舞いを周りの大人にとがめられたりたしなめられたりしたことがないんだろうか。
彼らは一体、両親や周りの大人にどういった躾や教育を受けてきたのか(あるいは受けてこなかったのか)というのが気になったりもするのだが、彼らの親はもう既にこの世にいない(可能性が高い)んだよなあ、なんてことを思う。
どうぞ http://whhh.fc2web.com/logs2ch/rail/1133233046.html
これだから○○の世代は、、、なんてことはあまり言いたくないけど、ひどいよね、、、
今70代かそれ以上の老人って、戦中に幼少期を過ごして、兄弟もぞろぞろいて、あまりろくな躾をされてこなかった人も居るのかもしれないと最近思い始めた。
「貧しき人々」なんだよ。日本はずっと貧しかったんだよ。理解してやれよ。