2010-07-18

お前ら本当に難解な本理解してんの?

旧帝(一般入試文系

本は月10冊くらい読む。(もちろん漫画は含まない。好きな作家は、ありがちだけど村上春樹

残念ながら東大行くような天才ではないが、まあバカではないと自分では思っている。

しかし、ちょっと興味ある分野のコミュニティを覗いてみると、みんなものすごいペースで難解な本を読んでいる。

インターネットで公開された「読んだ本リスト」を見ると、「カント純粋理性のなんちゃら」「ポスト構造主義のなんちゃら」って本が、2、3日に1冊の勢いで追加されていく。

ツイッターでは、「今日ヘーゲルを読んだけど、この概念って誰の何に似てるよね」といった呟きや議論が毎日のように投稿されている。

自分も興味持って、哲学の本を買ってはみたものの、1カ月かけてやっと「なんとなーく」分かった程度だった。

原著翻訳なんて、最初の1文からしてもう意味が分からないこともある。

「みんな最低限このくらい読んでるべきだよね?」的な名著が少なく見積もっても100冊はあるみたいだが、1カ月に1冊ペースで読んでも8年かかる。きっと8年の間には、また読むべき本が増えているだろうから、一生追いつかないのが目に見えている。

実は俺はものすごいバカだったんじゃないか、と不安だ。

あんな難しい本を2、3日で読めてしまうのが普通なのか?

それとも、ざっと見てなんとなく全体が分かって、興味ある章を拾い読みする程度だったりするのか? それなら俺も頑張れば3日で出来るかもしれないが、そんな適当な読み方で、身のある知識になるとは思えない。

実際みんな、どの程度理解しているんだろう?

やっぱり俺がバカなだけなのかな?

  • 本の理解は頭の良さ、というより一種のスキルにすぎないからな。 一杯読んでれば、読むのも理解するのも早くなる。 小難しい概念でも、以前にその概念の元となった概念を読んで知っ...

    • その域に達するまでは10年くらいかかりそうだ。 大学生で既に達してる人は中学生ぐらいから読んでたのだろうか。

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