2010-07-07

P2P進化の果て

いずれ技術が際限なく発展していって、

伝送路容量と記憶容量が事実上無制限であるほど膨れ上がった時、

同時にP2P進化の究極を迎えることになる。

現在のようなキーワードを指定してダウンロードを行うような形ではなく、

それこそグーグルのようにあらゆるファイルを無制限にダウンロードしていくだろう。

では自分のお気に召すファイルを取り出すにはどうするか?

無制限に蓄えられた自分記憶媒体から検索して取り出すだけである。

技術進化の果てにこうなった時、私はあるファイル群がP2Pに"ストレージ"されるだろうと考えている。

それはなにか?

OSが使用するファイル郡や、個人のファイル郡だ。

つまりいずれはOSP2Pとしての機能を持ち、全員が全員のバックアップを行う形になる。

もちろん、それらは暗号化され、ファイル名やパスワードは複雑にされるだろう。

だがこうする事でどのハードを利用してもすぐに個人の使い慣れた環境が立ち上がり、またファイル消失することもない。

最終的にはハードには簡単なOSP2Pだけが載るようになり、P2PストレージされたOSをその上で立ち上げることになるだろう。

P2Pよ、発展しろ。

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