会社の出張のついでによったリゾート地で変った風習を体験した。
適当に予約を入れた旅館に泊ったんだが、旅館の奥の方にある広間でおっさん達が宴会をしていた。
広間はたばこだか、なんだかわからない煙で立ち込めている。
なんか怖いし、見て見ぬフリをしたので、中で何をやっているかはその時はわからなかった。
その後、風呂やら何やら済ませて寝たんだが、寝つけずトイレに行く途中で例の広間の近くにきると、まだなんかやってる。
正直なんかエロい宴会でもしているかなと期待したんだが、案の定エキゾチックな感じの全裸の女性を囲っているのが見えた。
その様子が垣間見えただけでも得したかなと思ったんだが、運の悪い事に中のおっちゃんと目が合ってしまって、声をかけられてしまった。
「まぁ、きなよ」と。
結局、混ざった後は朝まで宴が続き、およそ想像されるようなエロい事は一通りあった。
その過程で知ったんだが、その女性たちは実は人間ではなく青虫とムカデを交配させると生まれる生き物なんだそうだ。
夜が明ける頃には女性たちはいつの間にかいなくなり、青虫ともムカデともつかない妙な食べ物を食べていた。
夜明け後は、きれいな子に育つように祈りながら大量の青虫とムカデをペアにして飼育箱に仕分ける儀式をみなで神妙に行って解散。
思い返してみると、夜を徹して虫を愛でているだけの集まりだったような気がする。
という夢を見たんだが、疲れているんだろうか。