2010-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20100603122228

最低限の前提条件として、以下の二つが必要。

1.人々が口蹄疫感染した牛や豚の製品に対して、正当な評価を行うものとする。

  (肉質が落ちるとしたら、きちんとその分しか差し引かれない)

2.変異体が生まれず、口蹄疫は常に人間にとって無害なものである

かなりの夢物語だが、これが成立するとしないと、そもそも話にならない。


その上で、口蹄疫感染すると、子牛・子豚の死亡率が高くなる。

商品価値が出るまで育てることが困難になるのだ。

子牛を10頭購入したとして、そのうち半分が死ぬとしたら?

これは、牛や豚の育成費用がかなり下落しないと、畜産農家は常にギャンブルをしなければならないことを意味する。

そして、ギャンブルに勝ったとしても、口蹄疫によって商品価値は落ちているのだ。

どこにも「メリット」らしきものは見当たらない。

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