母が亡くなってからニートである自分が家事をやるようになったのだが、
これが想像を軽く吹き飛ばす大変さだ。
自分一人だけなら家の汚れ具合などの許容できる部分とできない部分がはっきり分かるが、
複数人になるとそれぞれの許容できる範囲が異なってくるので、そこら辺も考慮して掃除や洗濯をしないといけない。
特に食事が大変だ。
献立を考えるのがこんなに難しいだなんて。
これも一人暮らしなら好きなものを好きな時に好きなように食っていればいいのだが、
家族にはもちろん個人の好物や嗜好があるし、食事をする時間帯などが異なってくるから、考えないといけない。
毎日続けて同じものを食卓に上らせれば飽きがくるし、栄養や彩りのバランスも疎かにできない。
一日に食材をどれだけ使うか使わないか、食費が高くならないようにするにはどうすればいいか・・・など等。
炊事洗濯の他にも生活必需品の買出し、各種料金の支払いなどがある。
考えるべき事、するべき事、学ぶべき事は無数にある。限度というものはない。
そこで今は亡き母に謝りたい。
子供の頃、散々文句を言ってごめんなさい。