2010-04-21

白馬事件

白馬事件は実際に日本軍が現地女性慰安婦として強制連行した事件です。

スマラン事件とも言います。

戦時中日本軍は、この事件の加害者である南方軍幹部候補生隊の将官佐官を含む将校に対し、何ら陸軍刑法に則った刑罰を与えておらず、慰安所を閉鎖しただけのほとんど黙認に近い状況でした。

加害者死刑を含む刑を受けたのは、戦後連合軍によるBC級戦犯裁判によってです。

このような日本軍が現地部隊の暴走(現地女性慰安婦としての強制連行)をろくに統制していない状況から、「朝鮮韓国人のは職業売春婦であり、強制徴用はなかった。」などとは断言できません。

白馬事件被害者が訴え出たため、公になり慰安所も閉鎖されましたし、被害者白人であったため戦犯裁判でも裁かれましたが、被害者が訴えでないケース、白人以外のケースでは、裁判に至っていない例があります。

その場合裁判記録などの公文書が残らないことが多いため、自然証言に依拠することになりますが、否定派は都合の悪い証言は全て捏造と決め付けるため「強制連行の証拠がない」と言い張っています。

しかし、その論法だと満洲に侵攻したソ連軍日本人女性暴行した事件についても証拠がないことになりますが・・・。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313907743

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