2010-03-23

こんな時間に起きてしまったので

こんな時間に起きてしまい、とても暇だ。

することもないし寝ることもできないので、タッチタイピングの練習を兼ねて増田日記を書いてみる。

学生なので1年を振り返るには結構良い時期だから、お題は、今年度の総括と新年度目標

まず、今年度の総括


彼女ができた

今年度も相も変わらずのキリンさんで始まった。まぁ、もう諦めていたのでそんなことは気にしていなかった。今年度も昨年度と変わらない日々が続くのだろうと、然して特別に意識することもなく、ぼんやりと感じていた。本読んで、テレビ見て、そんなに多くない友人と時々遊んで、緊張しながら美容院で髪切って、吐きそうな値段見ながら服買って、成績落とさないようにそれなりに頑張って。

事実最初の半年くらいはその通りに進んでいった。そんな状況に変化がもたらされたのが夏休みも終盤のことだ。

確か、ジュンク堂だったか三省堂だったか……もしかするとアニメイトとかとらのあなだったかもしれないが、どこかの書店で本を買って帰ろうとしているときに電話がかかってきた。相手は、知り合いの中では恋愛経験とかがある方の友人。「今から飲もう」との誘いだった。女性もいるということだった。いつもなら断るような急な誘い+知らない女性の参加だったのに、何か良い本にでも巡り合えて気分が向上していたのか、なぜか誘いにのっていた。一旦、自分の家に帰り、買った物を置いて友人の家に歩いて行った。

行ってみると、友人3人ともちろん見知らぬ女性2人もがいた。すぐにそこに行ったことを激しく後悔し帰りたくなっていた。「3、2の男3の現場にもう1人男が入る必要ないよな。うん。帰らないと」とか意味のわからないことを考えたりもしたが、そんなこと出来るわけもく、苦笑いを浮かべながら必死に対応していたように思う。お酒を飲んでも酔えずテンションが上がらないのでいつまで経ってもその状況に慣れることが出来ない。

「あ~帰りたい。あ~帰りたい」そんなことを思っていると、友人2人が酒を買い足しに出かけた。そこで残ったのは、私と同じく女性が苦手な友人と見知らぬ女性2人。その時の気まずさと言ったら。買い出しに出かけた友人たちが帰ってくるまでの途中で、残った友人は耐えきれなくなったのか「ちょっと部屋帰る」とか言って同じマンション自分の部屋になぜか戻るし、1人の女性トイレに行くしで、私の見知らぬ女性のの2人きりになってしまった。その時間時計上ではほんの短い時間だったのだろうが、私の中では果てしなく長い時間だった。

その女性とその後付き合うことになるのだが、その時話したことは全く覚えていない。覚えていることといえば必死にスティックカラムーチョを食べていたことぐらいだ。このことを付き合ってから彼女に言うと、「そんなに緊張しているようには見えなかった」と笑いながら言われた。緊張が顔に出やすいとよく言われるのだが、どうやら私は極度に緊張し限界を超えると人にはわからなくなるらしい。

果てしなく長かった時間は、もう1人の女性トイレが終わるのと同じくらいに、買い出しに出かけた友人たちが帰ってくることで幕が閉じられた。友人たちが救いの神に見えたのは言うまでもない。もし、友人たちの帰りが遅ければ、2人の見知らぬ女性自分1人でいなければならなかったのだ。それを考えるとぞっとする。

それからは、女性のことは友人2人にまかせて、私は部屋から戻ってきた同類の友人ともっぱら話していた。そして、この日は女性たちを家まで送りとどけ、その後また男だけで飲んだ。この時に先ほど救いの神に見えた友人達や同類でありかつ裏切り者でもある友人に愚痴を言ったことも言うまでもない。

次の日からまたいつも通りの日常が続いた。だが、それは学校が始まるまでの1週間ほどしか続かなかった。学校が始まると、なぜか2人きりにされた女性と授業が被ることがあったのである。しかも、友人達とではなく1人で受けている授業で、である。彼女を見たときは、声をかければ良いのか何もしない方が良いのか一瞬迷ったが、すぐに何もしない方を選択した。しかし、彼女の方が私に気付き声をかけ、さらに隣の席に座り一緒に授業を受ける状況を作り出してしまった。そこからは正直地獄であった。彼女は楽しそうに話しているが、こちらは相槌を打つのに精一杯だった。いや、たぶん相槌さえもしっかりと出来ていなかったであろう。「あ……ぅん……そ、だね……」

なぜ、彼女が楽しそうなのかわからなかった。私は異常なほどに緊張しているのに。こんなに緊張している奴と話しても楽しいはずがないのに。なぜか彼女は楽しそうだった。彼女は誰に対しても笑顔でいられる人なんだろう。そんな事はわかっていたが、その笑顔を見るたびに私は彼女を好きになっていた。笑顔が見たくて必死で彼女の顔を見ようとした。もっと見たくて彼女の目と自分の目を合わせようとした。挙動不審な男だったろう。彼女不思議そうな笑顔を浮かべていたように思う。可愛かった。

それから彼女との授業が緊張して苦痛でもあったのだが、待ち遠しくもあった。回数をこなせばこんな自分でも慣れるようで彼女と会話が出来るようになった。会話が出来るようになるともっと彼女を好きになった。でも、もちろん告白なんてしない。考えはした。「振られる。このままでいたい。そもそもなんで好きになったの。自分なんかと笑顔で話してくれたから好きになったんじゃ。他の女性でも話してくれたら好きになるんじゃ。それは失礼」こんなことは考えていたように思う。

そんな風に過ごしていると、唐突に彼女から告白された。

私は唐突だと感じたのだが、周りの人間から言わせるとそれは私が超の付く鈍感野郎だかららしい。しかし、それは間違っている。鈍感なのではない。私に対する恋愛感情としての好きというものが存在すると考えていないだけだ。

その告白に対して緊張しすぎて頭がおかしくなったのか「時間をください」と答えてしまった。即答で。そんな私に彼女はいつもの笑顔で「わかった。でも、期間を決めて欲しいな」と言ってくれた。期間を聞かれているにも関わらず、おかしくなった私の頭は「付き合うってどういうこと。なぜ付き合うの。どうなったら付き合うの」というおかしな質問を発することを決定してしまった。それに、彼女はまた笑顔彼女の答えを教えてくれた。その後も色々質問していたと思うが、思い出せない。とても恥ずかしい質問だっと思う。だが、そんな質問に彼女は全て答えてくれた。

「付き合って下さい」と私は言っていた。

まだまだ短い期間だが、その日から今まで彼女と大きな喧嘩もしながら付き合ってきた。彼女笑顔がもっと見たくて頑張った時もあった。彼女のことを見たくなくなった時もあった。今、彼女が横で寝ている。寝言を言いながら。

今、私は幸せだ。

彼女幸せだろうか。


慣れないタッチタイピングで思い出しながら書いていたら予想以上に時間を使ってしまい、時間が無くなってしまった。今年度の総括は上の1点でもう充分なのだが、新年度目標は書いておきたかった。ちょっとだけ書いておこう。


朝早く起きてしまって暇だったらまた増田をよごしに来るかもしれない。

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