ttp://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20090111/p1
面接官は、“あなたが何を頑張ったのか”には殆ど興味を抱いていない。この手の質問を通して面接官が知りたがっているのは、
回答から透けて見える、その人の価値観や生活状況。外部へのアウトプットや他人とのコミュニケーションよりも、自己満足を重視するような価値観の持ち主であれば、それが透けて見えやすい。
何を頑張ったのか、ではなく、何を、どのように、何のために頑張ったのか。
頑張った際の創意工夫や、頑張ったプロセスを通して身につけたもの。
または、
面接官が、質問を通して把握したがっている意図を出来るだけ読み取ろうとし、それに寄り添うように回答しようと努める態度がみられるかどうか。面接官の頷きや表情と摺り合わせながら、話そうと努力しているか。要は、きちんと双方向性のコミュニケーションの意図が含まれているかどうか。
それなりに貧困ではない内容を、初対面の面接官にもわかりやすいように、要領よく説明出来ているかどうか。
といったものだったりする。ここら辺を意識して答えられない人や、意識していたとしても対応が全然ダメな人は、どちらにせよ、“使えない奴”である可能性が高く、足切りの候補となるだろう。